マルチプレイヤー
【実際】
〔For two players on a local network〕
・player1のパソコンでのコマンドライン入力
/
$ fgfs --aircraft=〇〇〇
--multiplay=out,10,192.168.24.11,5500
--multiplay=in,10,192.168.24.22,5501
--callsign=player1
・player2のパソコンでのコマンドライン入力
$ fgfs --aircraft=△△△ --multiplay=out,10,192.168.24.22,5501 --multiplay=in,10,192.168.24.11,5500 --callsign=player2
上の例で〇〇〇や△△△は機種名、数字の10は周波数、192.168.24.11や192.168.24.22は前者がplayer2のIPアドレスで後者がplayer1のIPアドレス、5500や5501はポート番号、player1やplayer2はコールサインで7文字以内
[2008/01/31][2018/02/08刷新]
●マルチプレイヤー(公開サーバー)
【コメント】
インターネット上の公開サーバでのマルチプレイヤーも、後学のため試してみることにしました。
公開サーバーでは、自分の機影をグーグルマップにプロットしてくれます。FlightGearのナビソフトであるAtlasとくらべより狭い範囲まで表示され、しかも衛星写真であり、風景を楽しむことが目的のものには、ついでに実写も確認できるのがうれしいです。
しかし、滑走路からまっすぐに離陸することもままならず、最後は墜落で終わるのが常といっていい不器用者には、公開サーバーで飛ぶのは少々気恥ずかしい。思ったほど多くの人が飛んでいるわけではなかったですが、それだけに飛んでいる人の操縦の技量は高いですね。滑走路上空を通過していったと思えばひらりと旋回し、まっすぐ滑走路に降りてくる様は敷かれたレールの上を走ってでもいるかのように無駄なく正確で、よくここまでコントロールできるものと舌を巻くほど。正直なところ不気味に感じたくらいです。
チャットや、今時はSkypeで話をしながら、公開サーバーでフライトを楽しんでおられる方もふえているようです。
【実際】
〔マルチプレイヤーの起動〕
$ fgfs --aircraft=〇〇〇
--airport=〇〇〇〇
--multiplay=out,10,mpserver03.flightgear.org,5000
--multiplay=in,10,10.0.2.15,5000
--callsign=player1
上の例で〇〇〇は機種名、〇〇〇〇は空港ID、数字の10は周波数、mpserver02.flightgear.orgはサーバのアドレス、10.0.2.15は自分のPCのIPアドレスの例(注1)、5000はポート番号、player1はコールサインの例で7文字以内。
〔オンラインマップ〕
http://mpmap03.flightgear.org/
注1)自分のPCのIPアドレスの確認
Linuxの場合は端末からコマンドライン入力して、$ ip addr showを実行します。
以前は、$ ifconfigを実行していましたが、現在は非推奨となりましたので記述を改めます。
[2008/02/05][2018/02/08刷新][2018/05/27更新]
「仮想飛行」(virtual flight) by virt_fly
●マルチプレイヤー(LAN)
【コメント】
↑LAN上の端末2台から計2機を飛ばす
フライトシミュレーターには、ネットワーク上で大勢の人々と一緒にあるいはそれらの人々の間を縫って空を飛び回るという楽しみ方があります。FlightGearにもそうした機能が備わっており、マルチプレイヤーと呼ばれています。
マルチプレイヤーはインターネット上の公開サーバに接続して楽しむこともできますし、ローカルエリアネットワーク内で楽しむこともできます。あれば試してみたくなるのが人間の性。とりあえずLAN内でのマルチプレイヤーを試してみることにしました。
Ubuntu用のパッケージからインストールしたFlightGearの/Docsディレクトリ内にあったREADEME.multiplayerを参考に、「For two players on a local network」のケースを試してみました。 この項で掲げた画像は、LAN上の端末2台を使ってそれぞれP51Dを飛ばしてみた際のスクリーンショットです。1人で2台の端末を操作するのはなかなか大変で、ある程度は速度と馬力のある機体を選ぶ必要がありました。スクリーンショットはインスタントリプレイを用いました。インスタントリプレイでは、再生が繰り返されうちに2機の間の距離は徐々に離れていくようで、しかも他方の端末でFlightGearを終了すると、当然でしょうが1機しか表示されなくなります。