オートパイロット
【実際】
〔オートパイロットによる水平飛行の設定〕
↑目的地までの自動操縦の設定のため、Route Managerで空港コードを指定
FlightGearウインドウ上部のバーの[Autopilot]をクリック
→[Autopilot Settings] をクリック
→開いたダイアログ中の[Heading Control]にチェック、直下の[Wings Level]もチェック
→右側の[Pitch/Altitude Control]にチェック、その下の[Altitude Hold]にもチェックを入れ、ボックス内に高度を入力します
→最後に[Close]をクリック
これで機体は指定した高度に達すると、高度を保ち水平飛行を続けるようになります。
なお、高度の設定が高くないと山岳地帯に入って山との衝突の危険があります。これを回避する方法としては、[Altitude Hold]のかわりに[AGL Hold]にチェックし、地表からの高度を一定に指定してやる方法も考えられますが、どうもなだらかな丘陵くらいなら大丈夫でも、速度との関係でしょうけれど山には対応しきれないようです。
[2008/04/20][2008/08/03更新][2012/12/01更新][2018/02/08刷新]
●目的地まで自動操縦
【コメント】
目的地まで自動操縦で向かうには、先にRoute Managerを使い目的の空港のIDを入力した上で、Autopilot Settingsにて機体の向きが自動で調整されるように設定、合わせて保持する速度と高度をセットしてやる必要があります。
なお、この設定は離陸後にしたほうがよさそうです。そうでないと、離陸する前から目的地の方角に向かおうとして、滑走路を逸脱してしまいます。
【実際】
〔オートパイロットによる目的地までの自動操縦の設定〕
↑目的地までの自動操縦の設定のため、Route Managerで空港コードを指定
FlightGearウインドウ上部のバーの[Autopilot]をクリック
→[Route Manager]をクリック
→開いたダイアログ中のWaypointのボックスに目的地の空港コード（例：RJBB＝関空）を入力し、[Add]をクリック
→同様にして、順次空港コードを入力することで経由する空港を指定することも可能。ダイアログ上部のボックスに空港のリストが作成されていきます(削除も可)
→フライトプランができたら［Activate］をクリック
→[Close]をクリック
→今一度[Autopilot]をクリック
→[Autopilot Settings] をクリック
→開いたダイアログ中の[Heading Control]にチェック、下方の[GPS/FMS Heading]もしくは［True Heading］にもチェック
→最後に[Close]をクリック
これで機体は、最初の目的地へ向け自動的に機首を廻らし飛行、順次経由する空港をたどってフライトプランの最終目的地まで自動的に方向を調整して飛行を続けます。パイロットは速度と高度をコントロールしていれば、目的地に到達することができます。
[2008/04/20][2008/08/03更新][2012/12/01更新][2018/02/08刷新]
「仮想飛行」(virtual flight) by virt_fly
●水平を保つ
【コメント】
フライトシミュレーションの醍醐味は自分で航空機を操縦することにあると思うのですが、時には放っておいても水平を保ちそのまま真直ぐ飛んで行ってほしいこともあります。
こうした時にオートパイロットの機能がたくだちます。高度を指定し、Wings Levelを選択すれば、機体は自動で高度と水平を保ち飛び続けます－燃料切れと障害物がない限り。ただし風の影響があるでしょうから真直ぐに飛行するとまでは言いがたいところ。
オートパイロットで水平を保ち飛行するこの方法については、日本のサイトでは自明のこととされているのか、それとも探し方が悪いのかのか、説明を見つけることができず試行してみるしかなかったものです。
なお、オートパイロットの使い方はまだ他にもあるようですが、今のところよくは知りません。少なくとも、Route Managerを使い目的の空港のIDを入力すれば、機体の向きは自動で調整されるので速度と高度を保って飛行することで目的の空港に到達できることは後述のとおり。日本語サイトによれば、オートパイロットと違い航空無線施設の知識が必要になるようですが、計器の指示にしたがって操縦すれば目的の空港への到達、あるいは着陸まで誘導を受けることのできるNAVの利用の説明もあります。航空安全に欠かせないものとは思いますが、当方はマップ片手に地表を観察しながら飛ぶ方が好みです。